広告を利用しても、承認されなければポイントはもらえません。大抵の場合は承認されますし、あまり気にしないのですが、もらえるポイントが大きいものになると、ついつい承認されるか不安になってしまうものです。安心して広告利用ができるよう、非承認にならないための対策をまとめました。
非承認になる原因と対策
広告を利用したのにポイントがもらえないという場合に考えられる原因を調べてみました。これらで全てではないと思いますが、大部分はカバーできたと思います。
ポイント獲得条件を満たしていない
広告の詳細ページにはポイント獲得条件が記載されています。これを満たさなければポイントはもらえません。初回購入じゃないと駄目であったり、登録後に利用しないといけないものだったりします。よく確認してから利用するようにしましょう。
過去に同じ広告を利用している
ポイント獲得は初回利用のみの広告は多いですが、いろいろな広告を利用していると、以前利用したかどうかわからなくなることもあると思います。過去に利用した広告名の一覧表をエクセルなどで作っておけば確認することができると思いますが、面倒ですね。忘れそうな広告や似たようなものがありそうな広告だけでもまとめておくといいかもしれません。
cookieが無効設定になっている
cookieというユーザー情報を保存しているファイルがあり、ポイントサイトではこれを利用してユーザーが広告を利用したかどうかを確認しています。そのためcookieが無効になっていると広告の利用を確認できず、非承認になってしまいます。
デフォルトではcookieが有効になっているのが一般的ですが、気になる方はこちらのページなどを参考にして設定を調べてみましょう。また、シークレットモードなどの履歴を残さない機能を使っているとcookieがうまく働かないことがありますので、それらの機能も広告を利用する際は使わないようにしましょう。
他サイトのcookieが影響
一つの広告はポイントサイトを含む様々なサイトに掲載されており、アクセスするとサイトごとにcookieに記憶されます。特に、クリックポイントをためていると、様々なサイトにアクセスするため、多くのサイトのcookieが記録されています。
同じ広告のcookieが複数のサイトで記録されている場合、利用したいポイントサイト以外のサイトのcookieの影響で非承認になったり、別のサイトで承認されたりすることがあります。
複数のサイトで承認されることもあるそうですが、不正利用と判断され、何らかの不利益を被ることになりかねませんので、できるだけ避けるのが賢明です。このような事態は広告を利用する前にcookieを削除することで防げます。
cookieの削除の仕方はこちらのページなどを参考にしてください。
追尾型広告を制限している、広告ブロックツールを使っている
iOS11以降のiPhone・iPadもしくはMacOS High Sierra以降のMacを使っている場合、端末のセキュリティ機能「ITP(Intelligent Tracking Prevention)」により追尾型広告を制限している場合があります。この機能を使うと広告の利用を正しく把握できず、非承認となってしまうことがありますので、設定を解除しましょう。この機能はOSをアップデートする際にONになるそうなので注意しましょう。
iPhone・iPadの場合
「設定」→「Safari」→「サイト越えトラッキングを防ぐ」をOFF(チェックを外す)
Macの場合
「Safari]→「環境設定」→「プライバシー」→「サイト越えトラッキングを防ぐ」をOFF(チェックを外す)
広告ブロックツールを使っている場合も同じような理由で非承認になる場合があります。広告を利用する際は使わないようにしましょう。
広告利用中に他のサイトに移動した、戻るボタンを多用した、完全に表示される前に閉じた
広告へ移動するボタンを押した後の行動が原因になる場合です。広告利用中に他のサイトに移動したり、ブラウザの戻るボタンを多用したり、完全に表示される前にページを閉じたりすると正しく広告利用を把握できない場合があります。
広告を利用する場合は、ページが完全に表示されるまで焦らずに待ち、余計なページに移動せずに利用するといいでしょう。何か確認したいことがあるときは、別のウィンドウを開いて確認した後、一度広告のページを閉じ、ポイントサイトのボタンからもう一度開きなおすようにすれば確実です。
広告クリックから利用完了まで同一のブラウザで行わなかった
ポイントサイトを表示しているブラウザと、広告をクリックして移動したページを表示しているブラウザが異なる場合、広告の利用を正しく把握できない場合があります。広告を利用するブラウザは同一のものにしましょう。
標準ブラウザを利用していない
スマートフォンでの利用の場合、標準ブラウザを利用していないとポイントが付与されない場合があります。Androidであればchrome、iPhone・iPadであればsafariを使って広告を利用しましょう。
購入完了後に続けて利用
ポイントサイトを経由してショッピングモールを利用する際、ポイントサイトのポイントが付与されるのは最初の購入時だけであり、その後に再度買い物してもポイントは付与されません。続けて購入をする場合は一度目の購入の後、もう一度ポイントサイトの広告をクリックしてから買い物をしましょう。
承認予定期間を超えての予約
予約商品をポイントサイトを経由して購入する場合、ポイントサイトの承認予定期間内に購入が終わらなければ、ポイントが付与されません。予約商品を購入する場合は販売予定日に注意するようにしましょう。
不備、不正、虚偽、いたずら
広告を利用する際に登録する情報に不備や間違いがあると非承認になる場合があります。単純なミスであっても間違いであることに変わりはないので、ミスがないよう注意して記入し、間違いをチェックしてから登録するようにしましょう。
何をもっていたずらと判断するかは広告主次第ですが、無料会員登録したのにその後全く利用しない場合いらずらと判断されるかもしれません。会員登録後少なくても一回は利用すると確実ではないかと思います。
申し込み後のキャンセル、変更
ポイントサイトを経由して申し込みを行った後に、キャンセルや変更を行うと非承認になる場合があります。もしリピートOKの広告なら、変更を行わず、いったんキャンセルして、ポイントサイトからもう一度申し込むといいでしょう。
広告主へのポイントに関する問い合わせ
広告主にポイントサイトのポイントに関する問い合わせを行うことは禁止されています。もし行った場合は承認後でも取り消しになったり、強制退会処置になったりする場合があるとの注意書きがあります。ポイントに関する問い合わせは必ずポイントサイトにするようにしましょう。
通信が途中で切れた
広告利用の途中で通信が切れた場合、広告の利用を正しく把握できない場合があります。特に注意しないといけないのはWi-Fiを使っているときです。
スマートフォンでWi-Fiを利用している場合、通信状態が良くないときに自動でモバイルデータ通信に切り替わる機能があります。またWi-Fiスポットに入るとモバイルデータ通信からWi-Fiに切り替わることもあります。パソコンでの利用であっても、Wi-Fiの電波は電子レンジなどの家電の影響で通信が切れることがありますので注意が必要です。
広告を利用する際はできるだけWi-Fiネットワークへの接続を切り、スマートフォンであればモバイルデータ通信を使って、パソコンであればLANケーブルを使ってインターネット回線に接続して広告を利用するようにしましょう。
推奨する利用環境で利用していない
ポイントサイトでは推奨利用環境が定められていることがありますので、ヘルプページなどを確認してみましょう。推奨利用環境でないとポイントサイトのサービスを正しく受けられない場合があります。
人為的なミス
ポイントを付与する側の人為的なミスが原因でポイントが付与されないこともあります。ミスが発生するのを防ぐことはできませんが、問い合わせをすることで、訂正してもらうことはできます。ポイントが付与されない理由に心当たりがない場合、とりあえず問い合わせを行うようにするといいでしょう。
非承認になったら問い合わせを
非承認になったり、利用履歴に反映されなかったりすると、ポイントが付与されないと思ってしまうかもしれませんが、まだあきらめないでください。ポイントサイトに問い合わせを行うことで調査が始まり、ユーザーの利用に問題がないことが分かれば承認してもらえることがあります。
メールは必ず保管しておく
問い合わせを行う際は、登録したメールアドレスや氏名、ID、ニックネーム、都道府県、利用日、利用した広告の種類など、調査に必要な情報を入力しなければなりません。その時役に立つのが、登録完了や購入完了時に送られてくるメールです。問い合わせに必要な情報はメールに載っていることが多いですし、送られてきたメール自体が利用を示す証拠になる場合もあります。ポイントが有効になるまでは必ず消さずに保管しておきましょう。
買い物保証制度
一部のポイントサイトではお買い物保証制度というものを取り入れており、対象の広告を利用したのにポイントが付与されなかった場合、ポイントサイトが広告主に代わってポイントを付与するという制度があります。もちろん利用方法に問題があればポイントを付与してもらえませんが、こちらがあればいつも以上に安心して利用ができると思います。
ただ、買い物保証制度がないサイトであっても、問い合わせを行うことでポイントが付与される場合はありますので、保証がないサイトが不安というわけではありません。買い物保証制度を利用する際にも、問い合わせと同じような情報が必要になりますので、必ずメールは保管しておきましょう。
広告利用は慎重に
広告を利用してもポイントがもらえなければ意味がありません。しっかりと対策を行えば非承認になることはほとんどないと思います。若干面倒かもしれませんが、広告を利用するときは非承認にならないようcookieを削除したり、無線LANを切ったりなどの対策をして、ミスがないよう慎重に行うようにしましょう。